9月の散歩道

まるで映画の撮影セットのような村です。

福島県南会津の山中には時間が止まったような村があります。その名は“大内宿”と呼ばれ、半農半宿であった佇まいをそのまま残した宿場町であります。中央の道路両脇には寄棟造の民家が立ち並んでおり、山から引いた水路が生活水として入口前を流れております。現在、ここは観光地として有名ですが、現地に行きますと、そこだけ時間が止まったような空間に驚きます。昔の匂いと風景、また建物の造りや備品においても懐かしさで心が満たされてしまいます。今の子供たちにはわかりませんが、私たちの子供のころは、こんな風景の中で、駄菓子を食べながらよく遊んでいたものです。もしも、ここでずっと遊んでいたら、親兄弟が夕食時に私を迎えに来てくれるかも・・・・・・・・そんな叶わぬ幻覚も感じてしまいそうな心休まる宿場町でした。

さて、大内宿といいますと箸の代わりにネギ1本を使い、蕎麦を食べる風習があるとか。さっそく冷たいネギ蕎麦を注文いたしましたら・・・出てきました。本当にネギが丸まんま1本!私も大内宿の風習に従い、ネギで蕎麦をすくって食べられるかチャレンジいたしましたが・・・・・・やはり無理でした。何とか奇跡的に1~2本はすくえましたが、イライラだけが募りまして。結局、箸もあることから、豪快にネギを薬味としてかじりながらそばを食べさせていただきました。
※ネギ1本の理由は、昔ネギは祝い事の席や将軍様の献上品でしたので切ることは縁起が悪いとのことからそのまま使ったことが始まりだとか。でも、箸の代わりなら、ネギが2本あったら何とか食べられるかもとも思ったりいたしまして・・・。え?そう言う問題ではないって?

南会津には、自然の造形物があります。

南会津にはもう一つ、有名な観光地があります。それは長い年月をかけて渓谷に大自然が作り出した浸食造形物であり、塔が断崖に立ち並んでいるように見えることから「塔のへつり」と呼ばれております。(へつりとは地元の言葉で断崖のこと。) 駐車場から坂をおりて川沿いに出ると、何とも雄大な光景が目の前に現れます。断崖まで吊り橋が架けられ、以前は崖を侵食した部分が通路となっているため川沿いを歩くことができましたが・・・・最近の地震や環境の変化により通路が崩れてきており、現在行けるのは、上部の神社までとなっております。しかし自然の造形物としては見事なもので、足場を確保すれば端から端まで昔のような長い通路が復活できることから、これからの整備を期待したいものです。(でも、自然の造形物である為、人間の手を入れるのは・・・・悩むところですね。)

余談ですが電車で“塔のへつり”へ行くには、会津鉄道会津線の駅である“塔のへつり駅”を降りるとすぐです。でも、クヌギの森の中にある素朴な駅の為、どうしてもゲーム“動物の森”に出てくる駅のようでほのぼのとします。(駅の入口に入ると動物の森の一員です。さてあなたは何の動物になるのでょうか?)

※今回、購入した日本酒は、その名のとおり”大内宿”!特別純米酒で精米歩合は55%と香りが良くのど越しがいい日本酒でした。大市宿の入口に白い蔵があり、呼び込みのおじ様に勧められた日本酒はどれも美味しそうでした。試飲ができますが、そこは運転手のつらいところです。試飲ができれば選べるのに。そんな旦那を見かねたうちの奥様が試飲をして感想を私に聞かせてくれるとのこと。なんと旦那思いの奥様でしょう。約4種類のお酒を飲み、中には雪の下で5年寝かした純米大吟醸を飲んだりして・・・・・うらやましい。
そして私に言ったんです ”うん、どれも美味しいよ”  あ~!何の解決にもなりませんでした。ただ、お酒の入った幸せな奥様が出来上がっただけでした。その後、車の中で奥様は寝てしまったことは言うまでもありません。

25年ぶりに奥新川駅へ林道を通って行ってまいりました。

奥新川駅は、青葉区新川にある仙石線の無人駅です。キャンプ場もあり自然あふれた駅でございますが、冬になると県道につながる林道は雪で閉ざされてしまうため車で行くことができません。しかし、雪解けで林道が開通すると、ブナやカエデ多くの草花などが咲き来店所などの木々に囲まれた自然豊かな世界が広がります。
林道沿いには渓流や吊り橋がありハイキングコースとしても楽しめます。林道の中央付近には長命水と呼ばれる湧水や売店などの休憩所もあり、訪れた方の憩いの場となっておりましたが現在、改装中にて利用することができなかったのが少し残念でした。しかし、この林道をバイクで走るのは25年ぶりでしょうか。懐かしさもあり、もっと奥まで走ってみようかと思いましたら、“熊!出没注意”の看板を発見。若いころは恐怖感もなく走り回りましたが、年を取るごとに自然の驚異には臆病になってまいり、無理ができなくなってまいります。奥新川駅までは国道45号線入口からバイクで15分の林道でしたが、懐かしさと新鮮さで1時間は走ったような充実感がありました。今度はコーヒーセットを持参して、秋の紅葉を見に行ってみたいものです。

福島に、見事な日本庭園がございます。その名は”浄楽園”

日本庭園というと神社やお寺などの庭園が思い浮かびますが福島県に最近発見した日本庭園がございます。フルーツラインを南にいくと右側に”浄楽園”の看板を発見。何気なく入館してみると、これがまたびっくりするほどの日本庭園でございました。大きな池の周りを歩くとそ、こはもう江戸時代の殿様気分を味わえる空間で、松や萩などの木々も美しく手入れされており、岩場に生えた苔も芸術品と呼べるような美しく広大な庭園でした。池には鯉や鴨などもおり、たまに猫も?おりましてなんとも優雅に楽しんでまいりました。季節ごとの草花を楽しめるようにと、庭師のおじい様が手入れをしており、熟成された職人の技が心地よい極楽浄土の世界を造り上げているようで、何とも幸せな気分となりました。入館料は取られますが、それに見合う素敵な自然がございますので、現代に疲れたときは一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(中央には休憩所もあり、お茶や御蕎麦もございますので、ほっこりしたい方はどうぞ。)


  • 画像リンク

    現在建築中の賃貸物件を紹介いたしております。

  • 画像リンク

    事業用の貸地物件を掲載しております。

  • 画像リンク

    住宅・事業用の売地を掲載しております。

  • 画像リンク

    賃貸テナントを募集しております。

  • 画像リンク

    仙台周辺を歩いたスナップ写真を掲載しております。

  • 画像リンク

    東日本大震災の当時を振り返ります。